通販会報誌で刺し子特集のお手伝い
こまめにブログを記そうと宣言したものの、あっという間に月日が流れてしまいました。この間、私は息災に暮らしておりましたよ。2025年も気づけばあっという間に2月下旬。
西荻窪の刺し子教室も、新たな生徒さん達をお迎えしレッスンがスタート。その他の講座も恙なくレッスンを重ねています。ありがたいことに何かと刺し子を通じてのお仕事も重なり筆を執る間がありませんでした。(正しくはキーボードを打つ間 ですが。笑)
昨秋、通販会社の株式会社大和心様から、通販会報誌「かぜとゆき」にて手芸特集を組み、その中で刺し子の特集を組むとのことでお声がけをいただきました。一目刺しで柿の花のふきんの手ほどきを、自社の通販で取り扱うオリムパス製絲さんのドットふきんと刺し子糸でお願いしたいとのご要望でした。(誌面では横田さんのカード巻きの合太糸を使用しています)
ドットがプリントされている布は、地直しのための水通しができないので布のいびつさを直すすべがないのですが、ひるがえすと、その分、地直しの手間は省けて楽という考え方もあります。ガイドがついているのは、刺し子にまだ慣れない方にとってはこの上ない安心感だと思います。何はさておきやってみることが大事ですし、やり出せば没入感が面白いので、準備のハードルが低いというのはメリットですね。
掲載ページ数は8ページ。手芸雑誌でもなかなか一人で8ページを受け持つことはないボリュームなので、丁寧にかつシンプルに手順をご紹介しています。拙著「刺し子のきほん」よりももっと簡素にした方法で手ほどきさせていただいています。
撮影は素敵な北欧家具の揃った都会のスタジオでした。
フードスタイリストの肱岡香子さんにスタイリングをお願いしました。写真は寺岡みゆきさん。文は伊藤由起さんです。
ケータリングのスパイスカレーも美味しかったなぁ♡
伊藤さんも文章を書くのにふきんを何枚も刺してくださり、編集部の川村さんも娘さんと楽しんでくださって。刺し子が普段手芸を趣味としない市井の方々にも少しずつ広まっていく様子はとても幸せ。一緒に仕事をする方々と共通の言語で話ができるのもとても楽しい。
通販サイト・誌面では、刺し子のキットだけでなく、Yulaさんの刺しゅうキットや、sashikonamiさんの一目刺しの著書、こぎん刺しキットなども販売されています。ご興味がありましたら、検索してみてください。
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